理系の人間に英語は必要ですか?【専門知識+英語力=無敵です】

  • 2020年9月29日
  • 2020年9月30日
  • 勉強法
  • 64view
Pocket

「私は理系の人間だから専門的な知識があるし、英語なんて身につける必要ないよね?」

 

そんな「理系の人間に英語が必要ですか?」という点について、記事を書いてみました。

 

結論から言うと「理系人間だからこそ積極的に英語を力身につけるべき」です。

英語力を身につけなければならないのは、国際広報や貿易、マーケティング、企画職、営業と言ったいわゆる事務系の人間の仕事だけではありません。

 

理系の人間は

  • 海外の工場の管理
  • 論文投稿や国際学会での発表
  • 外資系メーカーとの共同開発
  • 展示会の参加や技術営業

など様々な場面で英語力が求められます

 

私は入社以来15年間、研究開発部門に所属し、留学経験、子会社の技術営業などを経験してきました。

 

研究開発部門ではアメリカやヨーロッパでの国際学会発表を行い、アメリカの東海岸にある大学に留学し、英語を駆使して最先端の技術を身につけました。

一時期出向していた子会社では、通訳なしに一人で欧米を渡り歩き、開発した製品を売り歩いていました。

 

現在は幅広い経験と英語力を買われ、欧米、東南アジア、中国などの国を相手にした貿易関係の業務を担当しています。

そんな私の経験をもとに「理系人間の英語の必要性」を書いてみます。

 

理系の人間に英語が必要な理由

理系の人の多くが英語を本気で勉強したのは「大学受験まで」では無いでしょうか?

大学院に進学した方は大学院に進学する際に受験する「院試」を受ける際に英語もあったと思います。院試なんて出来レースであることが多く、4回生の時ある程度真面目に研究に取り組み、院試の専門科目で平均点とれば合格します。

院試でもそこまで本気で英語を勉強することは無いと思います。

 

大学院で研究をつづけた場合でも、会社に技術者として入社した場合でも必ず英語を必要とする場面に出会います

英語で情報を集める必要があるから

あなたが研究開発部門に配属された場合、最先端の技術の情報を入手するためには英語で書かれた論文を読む必要があります。

 

国内の学会誌もありますが、材料、機械、情報通信、電気電子、化学、生物などどの分野でも世界中の研究者が読む最先端の技術情報は英語で書かれた論文です。

有名どころだと「Nature」や「Science」などがあげられますね。

 

また、新製品開発を担当している方が最新の情報を収集する場合、展示会などに足を運ぶと思いますが、国際的な展示会情報などは英語でまとめられています。

 

顧客から受注して設計開発する方も、海外の客であれば英語で書かれて仕様書を読んで理解する必要があります。

英語が読めず仕様が間違っていたら、クレームものです。

 

このように海外の情報を集め、理解する場合英語の読解力が必要です

 

英語でコミュニケーションをとる必要があるから

自社の製品を海外の客にアピールするときには英語のスピーキング力が必要です。

一方的にアピールするだけでなく、相手のニーズを聞く場合にはリスニング力も当然必要になってきます。

 

研究開発者であれば、論文や特許を英語で書く必要があります。

あなた自身の成果を世の中に公表する場合、日本語だけでは情報発信が不十分ですし、権利取得の範囲も狭まります。

 

「私は工場で製造設備担当だから英語なんて関係ないや」

確かに工場の品質や生産、設備管理を担当している方は、日常的に英語を使う機会は少ないかもしれません。

 

あなたの会社が海外に工場を立てる、海外の会社に技術移管をする場合はいかがでしょうか?

モノづくりの現場を海外にコピーする必要がありますから、工場管理のプロが現地に行く必要があります。

 

立ち上げなんて数日で出来るわけではありませんから、下手すれば数カ月から数年のスパンで海外生活が始まります。

もちろん、部下などやり取りをする相手とは英語でコミュニケーションをとる必要があります。

 

そうなれば一気に英語でのコミュニケーション能力が求められます。

このように理系の職業はどの立場であっても英語力を求められる可能性が高いです

 

理系の人間が英語を身につけると人生の選択肢が広がります

理系の職業が英語を求められることが理解頂けたかと思います。

しかしながら、それでも理系の人間の多くが英語取得に積極的ではないのが現状です。

 

私の周りでも、「専門技術を持っているから」という理由で英語を身につけることに積極的でない同僚が多いです。

(本音は英語が苦手だからだと思いますが・・)

そのような状況ですので、あなたが理系の人間なら英語力を身につけることで他人と簡単に差をつけることができます

 

英語+専門技能があるから就職・転職に有利

もともと技術者は専門性の高い業務についていますので、英語さえ身につければ就職や転職に圧倒的に有利です。

 

「大学(院)では○○の研究開発を行っていました。英語学習にも力を入れていてTOEIC730点です」

将来的には世界的に活躍する技術者になりたいなど、英語学習に力を入れている理由を添えれば一発で合格です

 

「今の職場では○○の設計開発を〇年行っています。英語学習にも力を入れていてTOEIC730点です」

海外でも即戦力として活躍できる人材として、喉から手が出るほど欲しい人材ですね。

 

私の会社から某世界的に有名な自動車メーカーに転職した同僚は、技術力に加え英語力が非常に高かったです(TOEIC900点レベル)

専門性と英語の組み合わせは企業の人事部から見ると魅力的な人材なのです

 

研究者なら海外留学も可能

あなたが研究者であれば、海外の大学へ留学するチャンスもあります。

会社に留学制度が無くても、海外の大学や研究機関と共同研究を始める際、英語力があれば相手の研究室に長期間滞在して一緒に研究する可能性も十分あります。

 

私は1年半ほど、アメリカの東海岸にある誰もが聞いたことがある世界的な大学に留学していました。

世界中から集まった優秀な研究者と昼夜を問わず最先端の研究開発の議論をしていました。研究者として一回りも二回りも成長できました。

こんな経験が出来るのも、英語力を高めたからです。

 

世界中の工場や事務所で働ける

あなたが工場の設備管理、電気管理、生産ライン管理の業務を担当しているのであれば、英語力を身につけることで世界中どこの工場でも働けます。

日本の生産現場で働いていれば、既に世界基準の管理技術を身につけていると言っても過言ではありません。

 

仮にあなたの会社が倒産しても、既に高い技術やノウハウを取得済みですので海外でも通用するコミュニケーション能力を身につけさえすれば、どこでも活躍できます。

理系の人間の英語の勉強法

理系の人間の多くが、大学受験以来本格的な英語学習から遠ざかっています。

 

「大学受験で英語を勉強していたくらいだから、すぐに英語力なんて身につくさ」

そう考えるのは危険です。

仮にある程度読むことが出来ても、聞く力や話す力、書く力を身に着けるには基礎から学習を始めるべきです。

 

英語力の基礎となるのは以下の5つです

  • 発音を勉強すること
  • 文法を覚えること
  • 単語を覚えること
  • リスニング力を鍛えること
  • 基礎フレーズを覚えること

 

間違っても大学受験の参考書や分厚い文法書を引っ張り出そうとしないで下さい。

英会話などコミュニケーション能力を鍛える基礎力を身につけることに徹するべきです。

関連記事

「いつまで経っても英単語が覚えられない。。効率的に覚える方法は無いかなぁ?」 「単語帳がいっぱいありすぎてどれが良いかわからない!」 そんな疑問に答えるべく記事を書いてみました。   英単語[…]

関連記事

「英会話に英文法って必要なのかな?」 「大学受験レベルの英文法が理解できないと英会話ってできないの?」   こんな疑問に答えるために記事を書いてみました。   結論としては、英会話には英文法[…]

関連記事

「いくら英語を聞いてもリスニングが伸びない」 「効率よくリスニングを上達させる方法は無いかな」   そんな疑問や不安に対して記事を書きました。 英語を単に聞き流すだけではリスニング力は向上し[…]

英語のリスニング力が向上しない!
関連記事

「相手が話している内容が分かるのにフレーズが思いつかない」 「ゆっくり考えたら話せるけどスピードについていけない」 この記事ではそんな「英語が聞き取れるのに話せないのはなぜ?」という悩みに対して記事を書いてみました。[…]

英語が聞き取れるのに話せないのはなぜ?

 

5つの基礎力がある程度身についたら、オンライン英会話を受講してインプットした英語を実際に使える英語に変えていって下さい。

関連記事

「オンライン英会話を利用してみたいけど安くて質が良いところはどこかな?」 「初心者でも安心して利用できるサポートが充実しているスクールってあるのかな?」   そんな疑問に答えるべく記事を書きました[…]

英会話初心者におすすめのオンライン英会話を徹底比較

これらの基礎力のインプットと、オンライン英会話でのアウトプット力を向上させるPDCAを回せば、3カ月から半年あれば英語でコミュニケーションをとることが可能になります。

 

理系の人間に英語は必要ですか?-まとめ

理系の職業についている方であれば、英語を使ったコミュニケーション、情報収集は必須です。

現時点で不要な環境であっても、海外での工場立ち上げ等の会社の方針一つで急に必要になります。

 

就職や転職を考えている方には、専門性+英語がものすごく有利に働きます。

海外留学や海外拠点への異動など、あなたのキャリアの大きなステップアップにもつながります。

 

英語の学習は大学受験の延長という考え方は辞めて、英会話など英語でコミュニケーションをとることを伸ばすための基礎力を徹底的に身につけましょう。

 

基礎力を身につけたら、実際に英会話レッスンを受講してアウトプット力を磨くPDCAを回しましょう。

3カ月から半年程度真面目に取り組めば、一瞬で専門性+英語力を備えた無敵の状態になりますよ。

Pocket

最新情報をチェックしよう!