「ゼロから英文法を学びたいけどどの教材を選べばいいのだろう?」
「受験勉強の英文法教材じゃ、イマイチ理解できないよ」
そんな悩みに対して「英語初心者向け!英文法教材を徹底比較【おすすめ5選】」という記事を書いてみました。
英語学習において、発音、単語と並んで英文法の学習は絶対に避けては通れません。
基礎からしっかり理解する必要がありますが、いざ英文法を勉強しようと思って書店やAmazonで英文法教材を調べると本当にたくさんの教材が見つかります。
通信教材の種類も豊富なので一体何を選んでいいのか分かりません。
私は英文法学習が本当に苦手でした。何とか英文法を克服したいと様々な教材を試しました。
分厚い英文法教材も学習しましたがイマイチ頭に入らず何度も途中で学習をあきらめて、挫折していました。
「誰でも独学で英文法をマスター可能な英文法教材」に出会うことができたのです。
今ではTOEIC900点を超え、ネイティブスピーカーともストレスなくビジネスの会話が出来るようになりました。
あなたが「英文法はどうしても苦手だよ~」
英語初心者は英文法学習を避けられない
「英文法のルールが分からなくても、単語が分かれば会話の意味も分かるでしょ」
「発音やアクセントが聞き取れれば、会話なんて聞き取れるよ」
その気持ち本当に良くわかります。
厳しいことを言いますが、そんな風に思っていてはいつまで経っても英語初心者から抜け出すことはできません。
英語学習初心者こそ、英文法の学習は最初に取り組みある程度マスターする必要があるのです。
過去の私も
「英文法は苦手だし、後でいいよね。単語が分かればなんと英文の意味が分かるし」
と苦手な英文法の勉強を後回しにしていました。
確かに単語が分かれば「全く意味が分からない」と言うことはありません。しかし、英文を読むときに文法が分からないと話の展開や、結論が全く理解できません。
簡単な例を挙げると
- 誰が誰に何をした(された)
- いつ、どこで何が起こった
このように能動態、受動態、SVOO、SVOC、時制など英文法のルールが分からなければ、簡単な文章であってもストーリーに全くついて行けなくなります。
文法の分からない文章に出会うたびに、文法書を出して調べるといった状態になり、結果英語学習自体が非常に非効率になります。
当時の私のようにいつまで経っても英語力が向上しない状態になってしまいます。
英会話に使う英文法は、いきなり大学受験をマスターする必要はありません。中学校レベルをマスターするだけでも十分使えます。
中学校レベル+αの英文法をマスターすることを目標に私がおすすめする教材を使って学習してみて下さい。
英語初心者に絶対おすすめの英文法教材5選
第一位:1年でTOEIC900!分かる!解ける!英文法!
初心者の方で特に英文法に対して苦手意識がある方には最もおすすめなのが「1年でTOEIC900!分かる!解ける!英文法!」です。
この教材は書店で売っている参考書とは異なり、通信教育の教材になります。
メルマガ形式で月曜日から土曜日までの週6日間で以下の内容が配信されます。
- 月、水、金曜日:文法の説明+確認問題
- 火、木、土曜日:確認問題の解答と解説
例えば、月曜日に一つのテーマの文法を学び問題を解いたら、火曜日に問題の答えと解説が届くといった形式です。
一日当たり、30分程度の学習で負荷も少ないです。
この教材を最もおすすめする理由は、英文法の構造が「パズルを解く感覚で理解できる」という点です
「英文法なんて暗記するしかないだろう」
私は当初そのように思っていました。そのため英文法の学習が退屈で、全く身につきませんでした。
この教材に出会い、初めて英文法を論理的に理解することができました。
難しい文法の構造を解説するものではありません。名詞と動詞と副詞と形容詞がどの順番でどこに来るのか、なぜその順番になるのか?など本当にパズルを解く感覚で学ぶことができます。
欠点は教材を販売しているサイトが少々古い、と言うことくらいですw
ただし文法学習に古いも新しいもありません。あなたが文法の構造やルールを納得できるか?という点が大切です。
英会話を習得するためには、まずは「独学での学習」から始めることをおススメします。 独学での学習では英語の基礎となる以下の力を養うことに集中してください。 発音 中学校レベルの英文法 リスニング 単語 […]
第二位:ハートで感じる英文法 決定版
第二位は大西泰斗先生著の「ハートで感じる英文法 決定版」です。こちらは書店やAmazonでも購入可能な書籍です。
大西先生の英文法学習は、ネイティブが文法を使うときに思い描いているイメージを学び、ルールを理解するというスタイルです。
イメージと聞くと感覚的に聞こえるかもしれませんが、感覚を大切にしながら理論も解説してくれます。
ネイティブはどんなイメージで現在完了や進行形、仮定法を使っているのか。
そのイメージの場合なぜそのルールになるのか、しっかり理解できます。
欠点は少々感覚で理解することに偏っているので、基本的な文法ルールがなぜそのようになっているのか?という点の解説が少ないです。
私は「1年でTOEIC900!分かる!解ける!英文法!」で英文法ルールの理屈を学んだ後、感覚的なところも学びたいと思い、大西先生の書籍で英文法のイメージを学びました。
理屈とイメージ両方で英文法を学ぶと、英文法を学ぶことにアレルギー反応を起こしていた私でも英文法をマスターすることが出来ました。
少なくともネイティブとの会話やTOEICで出題される程度の文法であれば、完璧に理解できるレベルです。
第三位:マンガでおさらい中学英語 英文法マスター編
第三位は「マンガでおさらい中学英語 英文法マスター編」です。こちらも書店やAmazonで購入可能な書籍です。
タイトルにもあるように、マンガ形式で中学校で学ぶ英文法をマスターしていくことが出来ます。
漫画家の著者が苦手な英文法に対する素朴な疑問を高橋先生にぶつけ、高橋先生が極力かみ砕いて分かりやすく答えてくるやり取りになっています。
イメージと理屈双方をバランスよく基本を分かりやすく説明してくれるので、英文法に苦手意識があるかにはとてもおすすめです。
ところどころに笑ってしまうシーンも含まれていて、読んでいて飽きないのもポイントですね。
欠点を上げるとすれば、中学校で学ぶ英文法の範囲しかない点です。英会話を行う上で中学校レベルの英文法をマスターすればかなりのレベルまでいけます。
TOEICに関しても同じです。
ただし、高校で学ぶ英文法が会話の中で出ないのかというと、そうではありません。仮定法や倒置、過去・未来完了なども使われます。リーディングならなおさらです。
まずは中学校レベルの英文法だけをしっかりマスターしたい、という方にはおすすめの一冊です。
第四位:キク英文法
第四位は「キク英文法」です。こちらも書店やAmazonで購入可能な書籍になります。
英語教材大手のアルクが大学のセンター試験と2次試験を徹底的に分析し、必須の英文法212項目に絞ったものです。
1日たったの10分程度×7週間で英文法に必要な知識の9割近くをマスターすることが可能です。
これほど効率的な教材は他にはありません。
欠点は文法の基本解説が少ないという点です。内容を絞っているので「形容詞や副詞って何?どうやって使うの?」など説明はされていません。
この本は英語初心者でも、
- 英文法を学ぶことにそれほど抵抗が無い
- 高校や大学受験の時に英文法は得意であった
という方向けです。
私の場合は、ある程度英文法をマスターした後に復習する教材として使用しています。
「英文法のどこが分からないかが、ワカラナイ!」
という方には少々ハードルが高いかもしれません。
第五位:基本にカエル英語の本 英文法入門 シリーズ
第五位は「基本にカエル英語の本 英文法入門 シリーズ」です。こちらも書店で購入可能な書籍になります。
本のタイトルの通り、英文法とは何?というところから優しく解説してくれます。
そもそも日本語の文章において文はどのように組み立てられているのか?といった基本的なところから徹底的に解説してくれます。
本書は3冊からなるシリーズで、シリーズ1は中学校1年生レベルと言うように、1冊ごとに中学校の各学年の英文法を学ぶことができます。
「1年でTOEIC900!分かる!解ける!英文法!」にも通じる部分があります。
欠点は説明がくどいところが多い点です。バケツに言葉を入れるなど、独特の方法で英文法を解説していますので、この本が合う方と合わない方が出てくると思います。
書店で一度中身を確認してみて、解説が自分に合いそうだと思えば購入をおすすめします。
英語初心者向け!英文法教材を徹底比較-まとめ
この記事で紹介した英文法教材はどれも「良書」であると断言できます。
その中でも、特に「1位教材の1年でTOEIC900!分かる!解ける!英文法!」はゼロから英文法の構造をしっかり学べる素晴らしい教材です。
初心者にとっては英文法学習の効率がグンと上がることが確実なので、ぜひ購入してもらいたいと考えています。
英文法の学習でつまづくと、英語学習全体が非効率になってしまいます。
あなたの今のレベルを冷静に分析してみて、あなた自身にあった英文教材を見つけてみてくださいね。